資格は歯科選びの判断材料になる?

乱立するインプラント資格

謎の歯科医

インプラントに関連する学会はたくさんあり、その分多くの資格が存在するのですが、インプラント関連資格の難易度は様々で、同じ「専門医」「認定医」でも、取得に必要なインプラントに関する知識・技術の水準や認定制度は異なります。インプラント治療に関する知識・技術を、一定の水準以上持ち合わせていることを証明できる資格もあれば、比較的簡単に取得できる資格があるというのも事実です。

中でもインプラントに関する資格でよく知られているものとして、国際インプラント学会(ICOI)社団法人日本口腔インプラント学会の「認定医(認証医)」「専門医」「指導医」があります。

「認定医(認証医)」や「専門医」という肩書きだけでなく、どこの学会の認定医・専門医・指導医なのかという点を確認することが大切です。

日本口腔インプラント学会

日本口腔インプラント学会は、日本の歯科医師が最も多く所属している団体です。日本口腔インプラント学会専門医の資格認定試験を受験するためには、専門医教育講座の受講(3回以上)やインプラント治療の経験(メンテナンス期に入って3年以上経過した症例20症例以上)、同学会の学術大会への参加(8回以上)などの条件を満たす必要があります。

国際口腔インプラント学会(ICOI)

国際口腔インプラント学会は、ニューヨーク本部のある世界最大のインプラント学会です。日本支部があり、日本の歯科医師も多く所属しています。国際口腔インプラント学会が認定する資格には、「認定医」「指導医」があり、指導医として認定されるためにはインプラント症例(50症例)の写真提出などが必要になります。

インプラントメーカーが認定している資格も存在します

インプラント学会インプラントメーカーの資格も存在しています。「公認インストラクター」などの肩書を持つ医師も多いです。世界シェア第1位を誇るノーベルバイオケア社でも、スキルアップのためのセミナーなどが実施されています。

「資格を取得している=安全な治療を受けられる」は間違い

「インプラント専門医」と聞くと、インプラント治療の経験が豊富で多くの知識を持っている医師をイメージするかもしれません。
確かに、インプラント専門医や認定医、指導医になるには、多くの審査基準を満たす必要があり、資格を取得しているということは、一定水準の知識・技術を証明できます。しかし、多くのインプラント症例を経験し、高い技術を持ちながら、インプラント資格を取得していない医師も少なくないのも事実です。

インプラント専門医・認定医・指導医であることは歯科選びのひとつの指標となりますが、症例数やスタッフの経験・技術、医療機関の設備・機器、歯科医院における衛生管理など、インプラント治療では多くのことを考慮する必要があります。
医師の資格や肩書きだけで治療する歯科を判断するのではなく、トータル的に見て選ぶことが大切でしょう。

京都のインプラント専門医・指導医を見つけるには?

京都府には2016年2月現在、日本口腔インプラント学会の専門医・指導医資格を持つ医師は20数名、国際口腔インプラント学会の認定医・指導医資格を持つ医師は30数名います。自分の住んでいる地域の専門医や認定医、指導医は、各学会のHPで確認することができます。

インプラントの歯科選び、肩書きは参考程度に

オールオン4

資格は、ある程度の知識・技術を持っている証明にはなりますが、その他の部分も見た上での歯科選びが必要になるでしょう。

当院院長は、国際インプラント学会認定医であり、指導医でもあります。また、様々な団体に所属し、多くの肩書きを持っています。
しかし、当院は7524本を超えるインプラント埋入本数と、CTや手術室などの施設・機器、そして講習会に参加し、インプラントの知識・技術を高めるために日々頑張っているスタッフ、納得いくまでの治療説明など…肩書き以外の部分も見ていただいた上で、治療をお任せいただきたいと思っています。