保証制度を設ける歯科医院が増えています

白い歯を見せて微笑む熟年の男女

インプラント治療にかかる費用や担当医師の実績、通院のしやすさなど、インプラント治療を受ける前には様々なポイントを考慮して治療を受ける歯科医院を選ぶものですが、注目したいのがインプラントの保証の有無です。

一般的にインプラントの寿命は10年以上、累積残存率は9割以上と高いものですが、それでも成功率は100%とは言い切れません。
そのため最近では、患者様が安心して治療を進められるよう、「インプラントと骨の結合が上手くいかなかった」「人工歯が割れてしまった」などの予期せぬトラブルが発生した場合に備えて、インプラントの保証制度を設けている歯科医院が増えています。

歯科医院によるインプラント保証

インプラントの保証は医院側が独自に設定できるため、歯科医院によってその内容は異なります。インプラント治療を受ける医院を決める際には、万が一のトラブルや事故が起こった際、その医院がどんな対応をしてくれるのか確認しておくことが大切です。
以下のようなインプラントの保証内容に関する詳細は、チェックしておくことが大切です。

チェックポイント1インプラントの保証期間・年数

インプラント体と上部構造(補綴物)の保証期間が同じであるとは限らず、「インプラント体は10年、上部構造は5年」などと、それぞれ異なる期間で設定している医院もあります。
また、保証期間や年数が「10年」「5年」などと表記されている場合、保証されるのはインプラント体が埋入された時点からなのか、上部構造(人工歯)を装着した時点からなのかという確認が必要です。

チェックポイント2再治療時に保証対象外となる費用

「インプラント体や上部構造の費用は保証対象、手術費・麻酔費用などは自己負担」など、再手術を行う際、別途の費用が発生することもあります。保証対象となる費用はどこまでなのかを事前に把握しておきましょう。

チェックポイント3経過年数による補償額の減額の有無

「使用開始から1年以内の場合は100%、1~2年以内の場合は80%保証」など、治療後に経過した年数によって、補償額が減額されるシステムを設けている医院も少なくありません。

その他、インプラント保証書の発行の有無や保証限度額、インプラント保証の対応回数、保証対象外となるケースなどについても、担当医師に詳しく確認しておきましょう。

インプラントメーカーによる保証

ノーベルバイオケア

インプラントを初めて歯科医療に応用したのは、ペル・イングヴァール・ブローネマルク博士という人物です。ブローネマルク博士のインプラントを初めて製品展開した、歯科インプラントシステムのパイオニアであるノーベルバイオケア社のインプラントには、メーカーによる保証がついています。

当院では、ノーベルバイオケア社のインプラント製品を使用しております。インプラント治療における不安や疑問をお持ちの方は、万全の態勢でインプラントの品質管理を行っております当歯科院に、ぜひご相談ください。