なぜ歯医者で高濃度ビタミンC点滴!?
どんな効果があるの?

近年、高濃度ビタミンC点滴を扱う歯科医院が増加しています。
「高濃度ビタミンC点滴」と言えば、美白やアンチエイジングなど、美容効果のイメージが強いかもしれませんが、近年は癌治療や歯科治療にも取り入れられ、大変注目を集めています。

高濃度ビタミンC点滴とは

レモン

高濃度ビタミンC点滴とは、その名の通り、濃度の高いビタミンCを静脈から投与する治療法です。
ビタミンCをサプリメントなどで摂取している人も多いと思いますから、「それで治療になるの?」と思うかもしれません。

しかし、高濃度ビタミンC点滴療法(IVC療法)による効果は、多数発見されています。
同量のビタミンCを用いて、点滴で投与した場合とサプリメントや食品で摂取した場合とを比較すると、点滴で投与した方が、はるかに血中のビタミンCの濃度が高くなることがわかっています。その濃度は70倍まで高まることがわかっています。

高濃度ビタミンC点滴の、食品によるビタミンC摂取との大きな違いは、ビタミンCの血中濃度を高め、歯周病や癌などの病気に対する治療効果が得られるという点です。
ただ単に、普段の食事で不足しやすい栄養素を、補うだけではないのです。

歯医者で高濃度ビタミンC点滴を扱っている理由

「なぜ歯科医院で高濃度ビタミンC点滴を行っているの?」と疑問を持つ方も少なくないでしょう。
歯科診療とは関係なさそうにも思える高濃度ビタミンC点滴ですが、実は歯科診療において大変有効で、多くの歯科医院で取り入れられてきている治療法なのです。
歯科診療における、高濃度ビタミンC点滴の大きなメリットは主に次のようなものがあります。

歯科診療における高濃度ビタミンC点滴の効果

効果その1
インプラント手術後の傷の回復を促進する
効果その2
歯周病・インプラント周囲炎を予防・改善する
効果その3
歯周組織(歯茎など)を強化する

ビタミンCが不足すると、歯周病の初期症状でもある歯肉炎になりやすくなることは知られています。
また、歯周組織が破壊される歯周病には、コラーゲンの合成促進効果を持つビタミンC摂取が、大変有効です。

歯周病リスクを高める要因に喫煙がありますが、喫煙はビタミンCを壊してしまうため、歯周組織が破壊されやすくなってしまいます。

インプラント治療における高濃度ビタミンC点滴療法のメリット

高濃度ビタミンC点滴には、免疫力UPやコラーゲン合成促進など多くの効果があり、インプラント治療において、傷の回復を早めたり、感染を予防したり、腫れ・痛みを軽減するなどのメリットがあるとされています。

高濃度ビタミンC点滴療法は癌治療にも役立ちます

ビタミンCを投与すると、過酸化水素が生成されます。この過酸化水素は、正常な細胞を傷つけることはありませんが、がん細胞を殺傷する作用があります。つまり、ビタミンCには、抗がん剤のような作用があるのです。
抗がん剤にはさまざまな副作用がありますが、ビタミンCには大きな副作用はありません。利尿作用や口が渇きやすくなるなどの副作用はありますが、風邪予防や美白などの良い効果も得られます。

しかし、ビタミンCを経口摂取しても、効果的に癌治療に役立てられません。それは、経口摂取では血中濃度がそれほど高くならないからです。そのため、高濃度ビタミンC点滴が癌治療にも取り入れられているのです。

ビタミンCの疲労回復効果

ビタミンCには、エネルギー産生をスムーズにする働きがあるため、疲労回復に効果があります。
また、ビタミンCの不足は、脱力や倦怠感の原因となるため、ビタミンCの摂取が心の健康向上にもつながります。

このような方におすすめです。

  • 疲れが溜まっているような感じがする、疲れが抜けない(慢性疲労)
  • ストレスが多い
  • 疲れやすい

高濃度ビタミンC点滴により、心と体の疲れを回復することができます。上記に当てはまるものがある方にも、高濃度ビタミンC点滴をお勧めしています。

高濃度ビタミンC点滴療法認定医が治療に当たります

京都五十嵐歯科医院には、2名の高濃度ビタミンC点滴療法認定医が在籍しています。
安全で適切な高濃度ビタミンC療法を行うため、当院では認定医が治療を担当します。

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